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2012/04/22(日)
792 山便り
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先般いただいたバッケ(蕗の薹)は、道端、庭の片隅などでしばし目にして馴染んでいるので、深山にひっそり育つ、宝石のような山菜とはちょっと違うかも……
とはいえ、人家近くのバッケではなく、あまり人目の付かない山懐にひっそり芽吹いたバッケは、山菜の先導役として、我が家の食卓をにぎわし、春の恵みを口いっぱいに堪能させてくれたのでした。
今朝、玄関先にはアザミ(右)、アイコが“山菜ガール”から届けられました。本格的な山菜シーズンの幕開けでしょうか……
例年と変わらない積雪量だったそうだが、気温は低めに推移したので、出回りは遅いように感じられるが、実際はどうなのだろうか……
由利本荘あたりの山の幸らしいが、これから山菜やタケノコ前線も北上してくるのだろう。
かの地では山菜、タケノコの受難が起きているという。 ゼロか、そうでないかのテストで流通の可否が決まるというのでは、勝算のないばくちを強いるようで、生産者は本当にやり切れないと思う。
現実問題として、微々たる低レベル汚染であっても、そうと表示された食品を手にする消費者はいないだろうから……
アザミは味噌汁に、アイコはお浸しにして早速おいしく頂いた。 そして、思うに任せない人たちの苦みも味わった。
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