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2012/04/30(月)
800 一本桜
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4月29日午前11時47分。椿台CCのさつきコース7番ショートホールの右手にある一本桜が、可憐な姿で満開を迎えていた。
グリーンは画面に入らないほど離れた右手。魅入られたようにサクラの根元に向けてひっかけのミスショット。一人だけ別行動でした。
どうした加減でこんな樹形になったのか不思議だ。巧まざる自然の技か、あるいはこんな風に仕立てたいという、人為的なものなのか。人為的なものとすると、一体誰が……
作業員だろうか。この一本桜の手入れのために、時間を割く暇があるのだろうか…… サクラの奥の杉林の下が管理等。もしかしたら酔狂な御仁がいたのかも。なんとも不思議な姿の一本桜を眺めつつ……
なぜか満開の桜には、小学入学式のイメージがからんでくる。 それは晴れやかな着物に黒の紋付を羽織った母親がいる昭和の入学式。そこに描かれている初々しい小学生の晴れやかな表情ともに、満開のサクラや、名札の上には一輪の桜が飾られている……
秋田では桜の満開の時期が入学式とは重ならないので、たぶん 「小学1年生」などの月刊雑誌の表紙イラストの刷り込みだと思う。 満開の桜を見る度にそのシーンが目に浮かび、初々しい気持ちになるのが、なんとも不思議だ。
800回目で、可憐な一本桜をあしらえたのは幸運でした。 初心に帰り、淡々と積み重ねていきたいと思います。
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