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2012/04/05(木)
774 それはそれとして
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今朝(5日)の地方紙のトップは、3日深夜からの“爆弾低気圧”の猛威だった。その主見出しは「秋田市 風速40.8メートル」。
昨日のTVニュースは、強風が吹き荒れる橋上の生中継、傘がめくりあげられる歩行困難な姿、吹き飛ばされた屋根など、象徴的な映像一辺倒。動画の訴求力と、ライブの威力をまざまざと見せられた。
そんな中で最大瞬間風速が○メートルという説明は、あるにはあったが、迫力ある映像に対しての補足説明のような脇役でしかなかった。
ニュースの速報性では、TVはじめ、様々なリアルタイムで伝わるメディアには遠く及ばない。24時間も経過した中での「秋田市 風速40.8メートル」は、あまりにも陳腐だったような気がする。
さんざんぱらTVでの猛威を見せられた後の、 周回遅れともいえそうな活字メディアの災害報道。 洗練された別の切り口が必要だと思った次第です。
わが社の被害は、開業第1号の野立て看板が倒れただけで軽傷。 数少ない看板等の見回りをしていて、こんなのどかなカットが……
桜で有名な太平川です。ちょうどこのあたりに観桜会のノボリを立てた花電車ならぬ屋形船が浮かべられる地点です。
いつもいるのか、見当もつきません。強風にてこずり羽を休めているのかも…… 一服の清涼剤のようでした。
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