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2012/05/19(土)
819 ツナミが消えた
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庭にグリーンもどき造ったのは1997年に遡る。 グリーンにはベントグラスペンクロスの種を捲き、フェアウエー部分にはケンタッキーブルーグラス系を主体にトールフェスク系を混ぜた3種混播(こんぱん)。すべて西洋芝だ。
ケンタッキーブルーグラス系の商品名(=品種名)は、当初、ケンタッキーブルーグラスタッチタウン。01年からはケンタッキーブルーグラスリバレイター、04年以降はケンタッキーツナミに変わった。
“ツナミ”への切り替え時には、ツナミの響きに違和感を覚えたものだが、いままでのブルーグラス系の品種をすべてツナミに置き換えようとする戦略的な品種で、その勢いをツナミの破壊力にあやかろうとしたのかな…… と、能天気に考えていた。
ツナミは09年まで、市内の農業資材会社から17キロを購入した。
ツナミを旧知の常務さんに5キロ注文すると、持参したのはケンタッキーブルーグラス・ニューシカゴという品種でした。
常務さん曰く「種苗会社は代品を送るという断りもなく送ってきた」
11年の3月11日以降、ツナミは商品ラインナップから消えたのだそうだ…… あのTV映像はすごい。商品名さえも呑み込んでしまった。
皿にあるのはニューシカゴの種。以前よりも小粒になった。そして耐暑性に優れた品種らしい。夏の暑さに耐え、ツナミを呑み込むか……
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