ひとこと
はじめまして
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2012年6月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新の絵日記ダイジェスト
2024/04/19 5171 置き配
2024/04/18 5170 老爺心
2024/04/17 5169 声掛け
2024/04/16 5168 冬越し
2024/04/15 5167 花見客

直接移動: 20244 3 2 1 月  202312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月 

2012/06/01(金) 832 シャガ
「うすものを着て 雲のゆくたのしさよ」
2009年の手帳の6月のページに書き留めていた俳句だ。

その年の9月末に定年退職を控えていて、宅建の受験勉強や開業準備もしながら、周囲に気取られないようにと、少し緊張気味にお仕事をしていた。

女性の細やかな感性が如実に表現された俳句になぜ惹かれたのか、よくわからない。少しはセンチになっていたのか……

絽とか紗の薄手の着物を風になぶらせ、凛として歩く女性のイメージが、すぐ目に浮かんだ。これぞ昭和の女性の原風景などと思ったものだ。

これは、女房の実家に群生しているシャガ。

二人とも名前を知らず、「蘭系の花かね!? 」などと、言っていた。能代の友人が「きれいなシャガね」と教えてくれた。その後は「何という花だっけ」と、聞く近所のおばちゃんには、昔から知っていた如く名前を教えている。「亡くなった父さんが大事にしてたよね…… 」と言われ、内心では知らなかったことを恥じています。

アヤメ科の常緑の多年草。花は短命だ。はかない。上の句も、凛としているものの、季節の一瞬というはかなさも感じないわけではない。今日は衣替え。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.