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2012/06/11(月)
842 夏は来ぬ
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昨日は、午前中の最終ホールに大粒の雨。空を見上げるとそんなに雨を持っているような厚い雲が見えない。単なる驟雨……
それにしても、天気予報には裏切られた。12時前後からは、傘マークがなかった。まあ、ミスショットやらで熱くなった体を冷やす心地よいシャワーだ。
後半の3ホールまでは傘が手放せなかった。雨が上がり、すきとおるような青空が広がると、季節が変わっていた。“夏は来ぬ”でした。
秋田湾を望むと、真山、本山、寒風山が夏の海の上に墨絵のように、緑というよりは墨の濃淡で描かれているように見えた。驟雨で空気中のチリなどが取り払われ、クリーンな空気を通してみる景色は、いつもより近くに見えた。
そのカットも抜かりなくケータイカメラに収めたのだった。
帰り際、ふと眼をやった鳥海山の素晴らしいこと…… 筆で掃いたような雪渓の白と、他の濃淡が鮮やか。この時期ならではの モノトーンの世界。いつもより、すそ野が広く見え、雄大な姿に圧倒された。
裏切られたような天気だったが、チリを払ってくれた驟雨の後の光景は、 まさにマジック。野に抱かれて遊ぶ醍醐味ですね。
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