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2012/06/12(火)
843 鹿島様
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先日の日曜(10日)の朝、どこからかニニ・ロッソの哀愁を帯びたトランペットの音色がラウドスピーカーから流れてくる。
狼煙も上がったし、何かのイベントの関連だろうが、朝食前からボリュームいっぱい。「夜空のトランペット」など、私にとっては懐かしい名品だが、聞いても意気は上がらない。景気づけには不向きだ。一体どこから!? はて!?
家を出て、すぐの角を曲がったところに音源が。我が家の前の新築のお宅の裏のポケットパークで、町内会のオジサンたちがニニ・ロッソをBGMに鹿島祭りの山車(舟)の飾りつけに一生懸命だった。新築のお宅には、将来、舟の引き手になるお子さんもいらっしゃるので、手荒い歓迎行事か……
ここに住んでから10数年になるが、寄付とかを求められたことはない。以前は町内こぞってのお祭りが、徐々に児童たちだけのお祭りに変質したのだろうか……
児童が引く舟が、どんなコースをたどり、どんなフィナーレを迎えるのか、いまだに見当がつかない。翌日、飾りが取り払われた舟はシートで覆われ、元の位置に。
また、ことしも、見損ねた。ただ、学齢児童のいる新築の家の門口に、「いつも元気にあいさつ 割山町内会」という、色鮮やかな小さなノボリが立っていた。 こうして、何事もなかったように、時は巡るのです。
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