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2012/06/14(木)
845 飛行船
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「暑いなぁ〜 」と、まぶしげに澄んだ青空を見上げると、ぽっかり飛行船。何となくメルヘンチックでもあるし、胸が躍るような気持ちで夏を迎えたという感じです。
ユータロー、コータロー君は大騒ぎ。横腹に書かれた企業名をママに教えられて「○△○、○△○」と、叫んでいる。○△○は馴染みでなかったらしく「○△○って何だ!? 」と、コータロー君の拍子抜けの言葉も。実に素直でかわいい。
PGAツアーのゴルフ大会のTV中継でも、飛行船がぽっかりういているのを見かける。カメラマンが乗っていて、高所からのアングルを狙っているのだろうか……
歴史から姿を消したように思えた飛行船が、今、目につくということは、安全なガスだとか構造とかが確立し、独特の有用性が再認識されたからか…… 現実に飛行船を眺めていると、昔もよく見かけたたような気になるのはなぜだろう……
軽やかなレシプロのエンジン音が時折聞えてくると、なごまされる。仰々しい音をたてて飛び去る最新の機械に比べれば、何と人間的な光景か。乗ってみたい。
ケータイを向けていると、ご老体が「どのくらいのサイズに写るもんですか」と覗きこんできた。画面を見せて「ホテルを入れないと意味がないので、ゴマ粒です」
老若男女を惹きつけた夏を告げる飛行船でした。
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