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2012/07/22(日)
883 香魚
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日曜の朝、玄関先にアユにジャガイモにキュウリ。 “山ガール”からの“川便り”であり、隣の畑のオーナー夫妻からのお裾分け。
“山ガール”は旦那さんの釣りには同行しないらしい。「友釣り。岩見川の上流で、すごく水のきれいなところ」と、説明はそっけない。でもうれしい。
その岩見川に、記憶の再生ボタンが反応した。中一の時、同い年の男子が、向の下宿の進学高に通う姉の下に同宿することになり、転入してきたのだ。
そしてその夏休み。彼の実家付近の岩見川で川遊びをした。 浅瀬がカーブして川床をえぐった、いわゆる淵が、恰好の遊び場。確かヤスや引っ掻け漁のカギなどで魚を追った。今だと許されないだろうが、昔は実におおらか。
水面のきらめきが反射してか、体を翻す際にキラッと輝く様は実にきれいだった。
確かアユだったような…… 明確に覚えてないのは、今でこそ鮎は高級食材にしても、当時、私以外は簡単に捕れたし、とりたてて感動する感覚はなかった。
鮎漁は解禁され、旬を迎えているのか…… 今まさに学校は夏休み。今頃だったか、8月に入ったころだったか…… 香りを味わいたいと思う。そして、ジャガイモにキュウリ…… 美味しく頂きます。
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