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2012/07/28(土)
889 煮物
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落研の出身でもあり元会社のOBである先輩から頂いたズッキーニは、かような料理となってオリーブオイルのかぐわしさと共に、胃袋に収まったのでした。
料理名は「ラタトゥイユ」と言われるものだそうだ。ズッキーニ、オニオン、パブリカなどの夏野菜をガーリックと共にいため、トマト、バジルソース、赤ワインなどで味を調え、熱い状態でもよし、冷やしてもよしの一品。語源は、フランス語のTouiller(かき混ぜる)で、初めのRata-は軍隊言葉で「ごった煮」という意味だそうだ。
夏野菜を手当たり次第にごった煮にしたということで、おフランスのお上品で洗練された西洋料理というより、実用本位の家庭の定番料理なのだろうか……
日本で家庭の味の定番といえば肉じゃが。一昨日の別の一皿の肉じゃがには隣の畑の新ジャガ、山ガールからのお裾わけの水煮のタケノコなど存在感を誇った。 お裾わけの競演でした。このように皆さんの作品は余すところなく胃袋に収めております。旬の味を本当にありがとうございます。
おいしかった賀茂茄のお礼の電話を入れたら「果物みたいだったでしょう」と、弾んだ声が返ってきました。まさしく我が家も同じ感想だったのでびっくりしたりして。
そして「くれぐれも万願寺唐辛子、伏見唐辛子は焼き過ぎないように」と、念押しされました。これから我が家の夏の定番料理になるのでしょうか……
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