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2012/07/07(土)
868 平穏
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7日午前6時16分。隣の畑の朝。 新規参入の旦那さんが、傘を差して何をするでもなく野菜を眺めている。
思い浮かんだのは「全て世はこともなし」「日々是好日」
ネットでチョイと検索すると、劇詩の一部であるとか、 禅の最高の悟りの境地であるとか……
庶民が何をするでもなく、ある意味満ち足りた気持ちで、平穏な日々を過ごす。その言葉に、そんなイメージを抱いていたのが、脆くも崩れたのでした。 でも、そんな固いことを言わなくたって……
この光景には、平穏という言葉とともに、先の二つの言葉の持つ深遠な意味とは別に、ゆるーい意味で、「全て世はこともなし」「日々是好日」が浮かんだとしても、おかしくないと思った。緑は育ち、こんな満ち足りた光景はざらにはない。
出勤して店の前の花鉢に水遣りをして、来客用カウンターの花瓶に生けたアジサイの水替えをして、さらに意を決してトイレ掃除をしたりして…… 実に平穏。
地元紙の朝刊のトップは「県内にシェールオイル 国内初、試験生産へ」 今日は七夕。壮大な夢を叶えてほしい……
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