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2012/08/18(土)
910 槌音
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熱帯夜だったでしょうか。寝苦しい夜でした。 5時10分には、隣の住人がいつもと変わらぬエンジン音をたてて出勤だ。 入れ替わるように畑のオーナーの奥さんが自転車でやってきた。 盆休み明けの通常モードに戻ったということでしょうか……
お向さんのお譲ちゃんがぐずっている。ママが気を紛らわす言葉を掛けているうちはおとなしいが、満足できないのかまたぐずる声。そこに、大型重機のうなる音。
全14区画のうち、この夏3区画で建築が始まった。2区画は大手ハウスビルダーの建物で既に完成。そのうちの1軒はモデルハウスとして公開を終え、既に入居。土台のコンクリートを流し込んで盆休みに入った残る1軒の組立が始まった。
いわゆる在来工法であるのだろうが、クレーンで一気呵成に骨組みが組み上がっていく。これだと、棟上げなどの神事が入り込むすきがないな…… などと、 みるみるうちに家の形が現れてくる様をしばし眺めた。
左側の路上駐車の奥が我が家。以前はこちら側しか家に到達するルートがなかった。そのアプローチは幅3メートルしかなく、右側は1メートルほどの段差。降雪期だけでなく脱輪の恐怖に怯える危険地帯だったのだ。隔世の感があります。
槌音で否応なしに通常モードに引き戻されています。
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