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2012/09/14(金)
937 秋季例祭
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八橋の日吉(ひえ)八幡神社を出発。新大工町、米町、亀ノ丁、田中町、柳町、八日町、鉄砲町… 茶町菊ノ丁、上肴町、大町一丁目を経て御旅所。
外町の鎮守とされ、町人たちから信仰を集めた日吉八幡神社の秋季例祭。 15日の“おさしぼ”、16日の“おみこし”の巡行のコースである。
新町名でくくればほとんど大町。竿燈大通りを跨いだ町人町。旧町名の位置をピンポイントで示そうと思えば数学の座標のように○−○−○と、3つの数字の羅列で特定できよう。しかし、味気ないことこの上ない……
“町人の信仰を集めた”となると、町名の由来を背負った職人気質や商人気質があって、寄進の多寡を各町内が競うなどがあったのだろう…… 今年は会社のある茶町菊ノ丁が当前町。町内会長の気風の見せどころでもある。
昨朝会社に来ると、祭礼に当たって聖域を示す紙垂(しで)を垂らしたしめ縄が張り巡らされていた。そういえば、2〜3日前には、会社の正面に見えるビルに幔幕(まんまく)が張られた竹矢来が組まれていた。今朝も作業が…… ご近所のユータロー君、コータロー君はお稚児姿で神輿のお伴をするそうだ……
実に当然だが、竿燈は旧町名が幅を利かせる。その後の秋祭りも。郷愁を再生産させてくれるのも伝統の祭りの重みでしょう。内町育ちの私も心が躍る……
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