|
2013/11/02(土)
1351 イチジク
|
|
|
ゴミ出しの途中の庭に、たわわに実ったイチジクの木がある。たまたま外に出ていたそこの主婦に「美味しそうですね」と、女房が声をかけたそうだ。
1時間もしないうちに届いたのがコレ。見事に色づき裂け目から熟した果実(正確には小果と花托)が覗いている。まさに食べ頃。「早く食べて!!」
実家にイチジクの木があったが、悪ガキと他人の家のイチジクの盗み食いに精を出した。食い荒らすだけで味わうどころでなく、記憶に残るのは甘露煮の味。
我が家は両親含め7人家族。3度3度の食事の支度は相当大変だったと思う。毎食の調理する母の姿は、朝は直前まで寝ていたりしてあまり覚えていない。
午後のひと時、イチジクの甘露煮を作っている姿は記憶にある。 現在に置き換えればケーキでも焼いているような感覚でしょうか…… 自分の時間というか、出来上がりを楽しみながら……
今回は、生食で頂きました。口に入れると、甘露煮でも最後に残るイチジク独特の尖ったような甘味を感じた。
盗み食いしていたのは完熟前のイチジクで、早食いで甘味をじっくり堪能することもなかったんだろうなぁ〜 と。じっくり味わうと生のイチジクも旨いもんだ。
|
 |
|
|