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2013/02/08(金)
1084 春隣
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冬隣(冬どなり)は晩秋の季語で、「まわりの景色や雰囲気から冬が近づいた気配が感じられる晩秋の頃」という。ちあきなおみが現役時代に歌った「冬隣」の古い動画を見てから、この言葉が妙に気になっている。
「冬隣」はちあきなおみの心象を映した歌だといわれる。 最愛の夫を亡くし、うれしいことや楽しいことに微笑んだりすることはあっても、 ベースは夫の思い出と共にこれからはひっそり生きていきますよ…… と。
晩秋から冬のモノトーンに入るように……
当然、ま逆の春隣という言葉もあるはず……
春を待ちわびる気持に立った季語とある。
その言葉につられて思い起こす歌はキャンディーズの「春一番」「微笑がえし」か。 既に春一番が北陸地方で観測されたというから、もう春隣でも……
山沿いでは40センチの降雪予報だったが、それほどでもなく…… この光景に、キャンディーズのアップテンポの歌を重ねるのは少し気が早いか……
まあ徐々に徐々に…… 多少、冬の戻りがあったとしても……
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