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2013/03/25(月)
1129 雪山
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月曜がやってきた。来週の月曜は4月。この時期、「光陰矢のごとし」という言葉を幾度となく聞かされた若かりしことを思い出す。
そんなことを諭していた恩師の顔を思い出すまでもなく、心底から 時の経つのは早えーなー…… このところ加速度的だぜぇ……
会社の前の雪山。向のホテルを隠すほど大きかったのだが、日々縮んでいる。
これでもかこれでもか、降り積もる雪と格闘し、信号でタイミングを取りながら道路上の雪を、雪山の向けて運んだ膨大な運動量を考えると、複雑な気持ちに。
あんなに苦労させられたんだぞ、あの苦労を忘れたか、もっと怒りをぶつけてもいいはず…… などと思わないのが不思議だ。縮こまっていく雪山を眺めながら、ただただ春の訪れを手放しで喜んでいることに驚かされる。
「春だね」。ご近所の食堂の亭主は、まぶしそうに周囲を見回す。店先をこまめに除雪していた薬屋のオバサンはほうきに持ち替えて普通の「お早うございます」
今シーズンの雪のやんちゃぶりを許しちゃってるんですね…… 雪対策を何とかしなけりゃいけないじゃないか、と思いつつも、 圧倒的な春の力の下では、そんな思いがかき消されてしまって……
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