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2013/04/17(水)
1152 感心
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会社に着いて、一番の仕事は掃除。社長とはいえ一人何役。テーブル拭き、お湯沸かし、整理整頓何でもござれ。一番の気に入りは会社前の掃き掃除か。
朝日を浴び、道行く人の視線を浴び、ご近所さんであれば挨拶を。 たまに無駄口も。「きょうもスタートだな」 などと気持にカツを入れて……
運転席からペコリとされても、車の中は暗いのでなかなか誰だか特定できないことが多い。今朝のように雨模様であればなおさら。
たまたま今朝の男性はいつも健康的に日焼けしているお方だったので、私に語りかけているのは分かるのだが…… それ以外は車内の暗さに溶け込んでいる。 目がパチパチ、口がモグモグだけしか見えない。
その彼が角を曲がる際に助手席の窓を下げて顔を見せた。「感心ですね!!」 その方は老舗商店の旦那さん。毎朝、かいがいしく店先を掃き清める店員さんやお身内を連想してのことなのだろうか。
あまり見かけなくなったような光景、と思うのは私の僻目でしょうか……
「感心」と言われてこそばゆいが、これが当たり前の光景だった時代も…… 毎朝の1,2本のたばこの吸い殻はなんとかならないものか……
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