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2013/04/18(木)
1153 花暦
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花暦。国語辞典によると“季節の移り変わりを、それぞれの季節に咲く花と、その名所で表した暦”とある。「これぞ」という定本があって、狭義ではそうだろうが……
一人ひとりが自分流の花暦というのがあってもよろしい訳で……
庭の木々の花々で季節の移ろいを感じたり、この花が咲くと春の到来を感じるとか、各々の心象の中に花暦はある訳で……
我が家では、花が咲く木といえばドウダンツツジのみ。季節の移ろいを感じさせる花といえば、我が家の周囲の樹木によることになる。
写真は、道を隔てた隣のツバキ。ほとんど手入れは無いので、奔放に育っている。 開花はまだだが、まだ白く小さなつぼみが多い中、赤く膨らんだ赤いつぼみも。
寒中に、キジがじっと羽を休めていたニセアカシアの木がツバキの背後にある。 もし、このツバキが寒椿であれは、鮮やかな紅を散らした白い雪を背景に、キジが佇む…… 一幅の日本画のような光景が繰り広げられたのかな、と思ったり。
しかし、あのキジどもはどこへ行ったのだろう。これも季節の移ろいとともに……
隣家のツバキで春の到来を……
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