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2013/04/26(金)
1161 花弁
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まだまだ花冷え。それでも日に日にサクラの蕾は膨らみ、ほころんでいる。
ついつい見落としていた寝室脇のハウチワカエデ。春になれば若芽かな、などと思っていた冬姿からの膨らみに、それほど注意を払ってこなかった。元来、草木に関する蘊蓄は皆無。必然的に蘊蓄に裏打ちされた風流などとは無縁で……
「花が咲いているように見えるね」との一言で、出勤前の慌ただしい時間帯に、 脚立に上って観察してみた。
「うんうん なるほど これは花だ」と。納得です。もう10年以上も寝室から眺めてきて判断がつきかねていたもやもやが、一気に解消した瞬間でした。
ネットで調べると「花期は5−6月。複数房状の花序を有花枝の先端から下垂させる。花弁は淡黄色でそれぞれ5個。花しんは長さ5mmで8個ある」とある。
何とも難解な。赤く垂れさがっているのが花序で、花弁は…… 花しんは……
庭で唯一の花と以前書いたドウダンツツジの花のような形状と思えば良いのか。
我が家にもこのように人知れずつぼみを膨らませ、ひっそり咲いていた花が…… 目を凝らせば、見落としていた春のサインが……
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