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2013/05/18(土)
1183 完成
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会社は信号機のある交差点の一角。従って信号待ちで立ち止まった歩行者がそれとはなしにショーウインドーに吊り下げられた物件表を所在無げに眺めたり…… 中には自転車を降りてジーッと目を凝らすお方も……
「何かお探しですか」などと声を掛けたりしない。それが営業的に正しいのか正しくないのか。ニーズに合った物件があれば、扉を開けて入って来るだろう…… と。
先日、車庫証明のことで訪れた若者に、ハッとするとともにうれしい気持ちにさせられた。書類を整える間、カウンターに座っていただいた。そうすると、身を乗り出して店内に張り出している物件表を見て、「わくわくしますね」と言ってくれたのだ。
彼は独身。独身用の“宿”を決めたばかり。次のニーズはかなり後かと思う。お気楽に結婚後はこんなマンションに住んで、こんな土地を買って…… とか、物件表に将来の夢を投影していたのでしょう……
“住”は究極の目標だったりする。だからなのか不動産屋さんの扉は重いと思われがちだ。でも、気楽な気持ちで座ってみれば、楽しい世界も見えてくるはず。 カーディーラーのショールームのように…… そんな気持ちに寄り添いたいと……
もっと物件を揃えてから言えッ!! てか。そんなお叱りの声も聞こえます。 物件表を吊るす装置が完成しました。お気軽に眺めて下さい。
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