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2013/05/20(月)
1185 善意
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昨日、森口祐子メモリアルゴルフ大会に参加した。森口プロは、1983年6月に秋田カントリー倶楽部で開催された東北クイーンズゴルフトーナメントで3連覇を達成。5月には未曾有の被害をもたらした日本海中部地震が発生している。
3連覇の歓喜の中で、被災者に寄り添おうと優勝賞金250万円を全額寄付した。メモリアル大会はその善意への感謝でもあり、そのご恩を東日本大震災の被災者にも広げようとして開かれた。森口さんを中心に善意の大輪の花が開いた。
被災から22日後の大会。森口さんは「プロゴルファーというより人として何ができるか考えた」と、昨日の表彰式でスピーチしていた。東北クイーンズで3連覇した時のように、待ち受けた最終ホールでギャラリーにウィニングボールを投げ入れてしまった、と、明るく締めくくっていた。30年経っても胸が熱くなる。
人間的な振る舞いは、紳士淑女のスポーツの理想とする姿か……
その前夜に開かれたトークショーでは、年配者には「点数にこだわらず、一緒のゴルフプレーヤーと楽しむことに重きを置いたら」と、アドバイスしていたそうだ。 そんな境地に達していない私はまだまだガサツなゴルファー。理想には程遠い。
私たちは無条件に森口さんのファンです。そしてラウンドに加わった門下生の 土肥功留美、横山倫子両プロゴルファーの活躍を心からお祈りします。
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