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2013/08/29(木)
1286 これに限る
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寝るときには暑くても、朝はひんやり。タオルケット1枚だったのに、数日前から綿毛布も…… このまま一直線では、寂しいような……
あれほど暑さを厭っていたのだから、矛盾したような気もしないではないが、あまり季節に先走られると、心の準備が追いつかないというか……
「勘弁してくれ」、と言うほどの猛暑の中の障子張り。水仕事なので暑さしのぎで始めた訳ではないが、お盆休みの暇つぶしいうか、ご先祖様を気持ちよく迎えるための準備作業という面もありました。
太陽が無情に降り注ぐ庭に、ハの字に障子を立てて、水を浴びせかけて紙をはがそうとしたのだが、すぐ乾燥状態。非常に悪戦苦闘したことは以前紹介した。
その反省というか、同じ轍は踏むまいと、変化球を投げたのがコレ。 浴室で障子を水平に重ねて、障子の桟の中に水を湛えるようにしたのだ。
紙漉きの桁の要領といえば良いのか。湛えられた水が紙を透過する間に、桟と紙を接着しているノリをも溶かしてくれるのではないか、と。はらりと一枚で……
いずれ、大きな障子もこの方式で…… 何年後になるのだろうか…… 季節の変わり目。やたら何かに追い立てられているような気がする。
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