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2013/08/03(土)
1260 パッパカパー
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遠くから移動する焼き芋屋さんの汽笛を模したようなとぼけた鳴り物に声。 “パッパカパー”に続いてスイカ〜 スイカ〜 ○×のスイカ〜
昨日の昼過ぎ、恒例のウオーターメロンマンがやって来た。つい何日か前に、別のスイカ屋さんが来たが、呼び止めずにスルーしたのは彼を心待ちにしていたから。
お隣の床屋さんの女主人も同じこと。手ぐすね引いて待っていたというところか。 一面から見れば、彼は「飛んで火に入る夏の虫」みたいだが、実のところ駆け引きでは引けを取らないという自負心はあるだろう。
結局は年に1回の「あーだこーだ」の遣り取りを楽しんでいるようにしか見えない。
彼は私を見て「必ず現れるハリマオ」と。“必ず現れる”のは床屋の隣だし、女主人および使用人たちとの交渉ぶりが面白いからで…… 少しは手ぐすねも。
女主人がずけずけ言いたいことを言ったとしても、百戦錬磨の彼は「かなわねぇ〜」と負けたふりをしながら、したたかに実をとるのだろう…… 朝の曇り空もこの頃には晴れ渡って…… しっかり真夏のワンシーンでした。
買い叩いたと思われるスイカを届けてくれた女主人は鼻高々…… さて軍配はどちらに…… 夏だ、スイカだ。
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