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2014/01/01(水)
1411 風呂桶変えました
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…… めでたくもあり めでたくもなし 明けましておめでとうございます。冒頭は一休さんの詠んだ歌の後半部分です。前半は“門松や冥土の旅の一里塚”で、シニカルな趣がありますが……
めでたさはほどほどにしても、昨日から今朝にかけての“あらたまった感”は、一体どこから来るのかと。大晦日恒例の紅白を見て、突然、荘厳な雰囲気に変わる「ゆく年くる年」の冒頭シーンを見るともなく見て……
「除夜の鐘は聴こえるかな」と何年来同じ会話で就寝。年が明けてお屠蘇を頂き雑煮を食べる。ここ十数年、何ら変わることがない。変哲ない正月です。
でも昨日と、今日の気持の“あらたまった感”は凄まじい。 昨日までは、これから本格化する冬に沈鬱だったのに、今朝は、萌える春を迎える気持に切り替わっているのだから凄い。まるで分水嶺。それが様々に……
これまで培われた習俗、習慣、私たちの身に染み込んださまざまなものがそんな気持ちにさせるのでしょうが……
我が家では風呂桶と腰かけを新調しました。毎日使っているごく当たり前の物でも、正月を期して変えてみると明らかに輝きが違うような気がしています。 この“あらたまった感”を失うことなく、今年1年を。
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