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2014/11/24(月)
1737 白雪鍋
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そろそろハタハタが接岸する頃ではと、ちょいと気になる。 雷鳴が轟き、海が時化ると海水温が一気に下がり、それを機に大挙して産卵のため沿岸の藻場に押し寄せる。
それを建て網で漁獲するのが季節ハタハタ。今出回っている底引漁で獲れたハタハタは走り。脂がのり、ブリッとブリコで腹を膨らませた魚体のでかいやつは海が時化ないことには接岸しないのだ。
底引きハタハタ食ったって、季節ハタハタを食わないうちはハタハタ食ったっていえね…… ハタハタ食いはみんなそう思っている。
だから雷鳴と共に海が時化るのを心待ちにしているが、未だに初漁で漁場が賑わっているニュースを聞かない。漁業者はもっとやきもきしているだろうが…… 待ちきれず底引きの小ぶりなハタハタでしょっつる貝焼を。
ここ数年、煮立ったらダイコンおろしをドサッと入れて食べるのが我が家の定番。 隣の畑の頂き物が大活躍です。味がマイルドになり、臭みが抜けるというか……
鍋がみぞれに覆われているように見えるのも、季節感としてはピッタリかと。
鍋からはみ出すサイズはいつお目にかかれるのか。雷鳴と共に時化が来て、みぞれが頬を刺すくらいにならないと…… 今日も晴れ。一体いつになるのか……
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