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2014/12/20(土)
1763 年賀状
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先ごろ今年8月に奥様を亡くした知人から年賀欠礼のはがきが届いた。
数日を置いて当人がひょっこり現れた。欠礼はがきの効果を当人曰く 「遠方からいっぺ(いっぱい)香典送られてきて参ってしまった」 (遠方からたくさんの奥様への心遣いに涙が出る程うれしかった)
「お返しは面倒くせがらインターネットでバーッと送ってやった」 (デパートへ行ってあれこれ悩んだが、選びきれなかった)
で、欠礼のはがきの文面は「年賀状の全くないお正月は寂しいので 皆様の年賀状はいつものように楽しみにしています」。今まで見たことない文面。
いつもそろって会社に顔を出してくれた。いつも朗らかで、旦那さんは細やかな心の持ち主ながら、表面上はやんちゃを装っていて顔つきもそんな感じ。
さて、欠礼のはがきを受けると年賀状を出すべきかどうかいつも悩む。 一般に出しても構わないといわれるが、相手を思うと割り切れないものがある。
そもそも論で年賀の風習を辿れば何か答はありそうだが、年賀はがきの歴史は浅いのでその本則が当てはまるかどうか、ネットで調べるのも面倒だし……
彼にはあれこれ考えず、二人の笑顔を思いつつ元旦に届くように……
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