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2014/12/06(土)
1749 手伝い
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ユータロー君、コータロー君がせっせと雪寄せをしていた。ママの姿はない。
ママが主役で、二人が幼児用のシャベルなどをもって遊んでいるんだか手伝っているんだかよく分からないような記憶があるが、何年前のことだったろうか……
ユータロー君はママ役、というよりコータロー君に的確に指示するコンダクター。 「線に沿ってやんなきゃ」と言いながら、大人用のスノーラッセルを力強く操作している。ユータロー君も負けずに……
“一人前だな”と赤の他人が思うのだから、ママとパパはどれだけ頼もしいか。
「お駄賃もらうの?? 」 無粋な質問でした。 「ううん、お手伝い」と純真な目で見つめられた。実にすまなかった。 労働と対価をすぐ結びつける大人の不純な質問でした。「あらためてごめん」
パパが通った。「お子さんたち雪寄せしてましたね」と言うと「いやいや遊びですよ」 「雪が降って喜ぶのは子供だけですね」…… これも子供たちに注ぐ愛に満ちた安定のお答えでした。
小一時間もやっていたのかな。痕跡は道路のあたりまで…… 幼児用のシャベルで遊んでいた二人なのに…… 子供の成長って早いもんですね…… 年取るはずだ。
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