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2014/02/17(月)
1458 後遺症
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2週続けての太平洋側の週末の大雪。後遺症にあえいでいる地域も多いとか。 急激に発達した南岸低気圧の猛威。その後北上して東北の太平洋側にも記録的な大雪をもたらした。
シベリア高気圧を西に、南岸低気圧を東に冬型の気圧配置なったものだから、日本海側の秋田でもとばっちりというか、大雪警報に至らぬまでも大雪注意報が出たりして……
でも、こんなもんです。17日午前9時の光景です。積雪は17センチ。
120年間で最高の110センチを超す積雪を記録した甲府。雪国秋田でも1晩でこれだけの積雪は極めてマレ。除排雪態勢が整っている秋田でさえ、気合を入れ優先順位を間違えないように対処しないと都市機能はマヒするだろう。
その態勢が整っていない甲府の惨状は想像に難くないな、と。 交通手段は奪われ、雪の壁に閉じ込められた、という感じに近いのでは…… その点ウィークデイでなく週末に集中したのは幸いか、と。
都市機能については備えの薄い地域の脆弱さが露呈した。それにも増して浮上したのは都市間交通の脆弱さ。風物詩として定着してはいけないわけで……
雪国の目線からはじれったいな、と。しっかり雪を考える契機にしないと。
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