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2014/03/20(木)
1489 げっち冷やし
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今朝、秋田市広報とともに津波ハザードマップが届いた。
現在住んでいる割山町は、西に日本海、東は雄物川の旧河口(=秋田運河)、南は新河口と、海と川に囲まれた砂礫でできた三角地帯。
川上からの洪水についてはかなり高手なので心配はないにしても、川下側の海から襲う津波は未知数というか、一飲みにされることもあるのかと妄想が膨らむ。
日本海に津波はないという伝承は誤り、と証明された日本海中部地震。薄らぎかけた記憶を呼び戻したのが3.11。防災上、想定はどうなっているのか……
“げっち”とは方言でお尻のこと。昔、実家のあった楢山は洪水が多く“楢山のげっち冷やし”と揶揄されていたものだ。実際、私の家は水に浸かったことは一度もなく「楢山は広うござんす」と、反撃していた時期もあったが、今ではお笑いネタ。
マップでは楢山のごく一部は川を逆流した津波で「足首くらいまでつかる程度」の浸水とある。地べたは平たんではありえない。多少のことはあるのか、と。
翻って割山。我が家からは隆起した高手を越さないと日本海には至らない。 常識的に高手を越して来る津波はありえないと思っていたが、まずひと安心。
津波は洪水と違う。“げっち冷やし”などと、悠長なことは……
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