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2014/03/29(土)
1498 パラドックス
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日毎に強くなった太陽が信号機を透過している。そして広場の雪も縮んできた。
雪が大量に降り続く頃は、生活空間を確保するために雪寄せは必須。 機械力、人力などコストをかけて雪の山を築く。その山は最後まで汚れた姿を晒す。良かれとしたことが仇になる。雪国のパラドックスか……
昨夜、町に一人飲み。有楽町のガード下、西新宿の小便横丁など、オジサン族ご用達の敗戦後の雰囲気を色濃く残す焼き鳥屋が好きだった。雇われ頑固オヤジがいて威勢のいいやり取りで注文を仕切っていた。
そんな店が秋田にも。でもIT化の波に洗われ注文も端末操作になった。一方で看板店員を置かなくなり、そっくりクルーが入れ替わることが度々。昨夜は花金。混んでいる上、当然私は一見さん。そして動きの悪い店員さんが約1名……
悪い予感は的中。お湯の“熱燗”を飲まされた。飲み歩き人生で、燗冷ましとか水で増量した熱燗は飲まされたことはあったかもしれないが、ピュアな白湯は初。
これもマニュアル化やIT化が進み、きのうきょう採用されたばかりの店員さんをお客との最前線に立たせることによるパラドックスかと…… 当人に言っても無駄な雰囲気。別の店員さんに注意を喚起しておきました。
広場のパラドックスが解消すれば、間違いなく春本番……
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