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2014/04/21(月)
1521 孟宗筍
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18日、どっしり重い段ボール箱が届いた。 例年、この時期に送られてくるのはモウソウタケノコ。
送り主は東京の女性で、女房の従妹。秋田でいえば「仕出しのせきや」と同じ業態のストアを家族で経営している。今は息子さんが仕入れを一手に行っており、彼女は惣菜作りから陣頭指揮でお店を仕切っている。少し前なら看板娘。
仕事が楽しくてしょうがない方で、9時過ぎにお礼の電話を入れてもまだ店舗で頑張っていたそうだ。消息の交換もそこそこに「お友達に分けてやって」
箱の側面には熊本産の刻印。3Lの5とあるのは5個入りのこと。 料亭や割烹ではあるまいし夫婦二人の家庭にはチト量が過ぎるようです。 大胆で簡単な方なので、旬の味なので配ると喜ばれるでしょう、と軽い乗り。
配る先を探していると、候補と思しき叔父から電話。「もし届いていたらアレなんだけど、タケノコいらない」との打診が。彼女は散弾銃のように、秋田市周辺にタケノコ入り段ボールを撃ち込んだようです。
その叔父は気の利く方で、アク抜きに必要だろうと米ぬかをお裾分けしてくれた。
春恒例のドタバタです。 朝、いただいたタケノコご飯は春の香りたっぷり。まるごと春を食べた感じです。
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