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2014/05/16(金)
1546 構築熱
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今シーズンの隣の畑は、バブル全盛のような建築ラッシュが続いている。
一昨年まではオーナーより年上のご夫婦が、一画を借り受けて畑を作っていた。 その頃は、キュウリなどのつるものの支柱を立てるほかは、収穫期にダイコン干の横木を立てるぐらい。
昔ながらの畑のイメージで、意外と平面的な風景で心休まるような感じ。
で、今シーズンはというと、年上のご夫婦を引き継いだ若手が、とはいっても定年退職後の方なので60代のお方が、新機軸というか今の家庭菜園というのがこういうものかもしれないがありとあらゆる戦略を……
オーナーはそれに刺激を受けたのか、ネギを種から育てようとビニールトンネルを作ったり、今朝はつる物を絡ませる支柱を立てている。
昨年よりは今年と、年々構築物が増えている感じ。にょきにょきとやたらと構築物が天を目指しているので、毎日驚かされている。
野菜が育って構築物のてっぺんに到達したころにはどんな光景になるのだろうか。
オーナーのトンネルの骨材は竹。そしてツルを絡ませる支柱は、たぶん砂防林から切り出した雑木。構築ラッシュの中に昔ながらの知恵があるのがうれしい。
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