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2014/05/09(金)
1539 防御線
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逆光の玄関先。一条の光の帯があり、そこを横切るテグス2本が見える。 いろんな角度から試みたが、テグスが一番鮮明だったのはこのカットでした。
隣のオジサンが「何をしているの」 「カラスの侵入防止です」と。
彼は私の家に隣接する畑(=菜園)の借主でもある。興味を持っていろんな菜園を探訪しているらしく、テグスを張った菜園も多く見かけているそうだ。 効果は絶大との説明に「なるほどな」と、得心した様子。
隣の畑のオーナーは、黒いゴミ袋をカラスに見立てておいたり、キュウリのネットにはホームセンターで買ったカラスの“死骸”をぶら下げていたりしていたが、効き目なし。何度かテグス張りを奨めるが、支柱を立てるのが面倒なのか……
カラスは賢い。ゴミ袋やダミーでは騙しおおせないのだ。危害が及ばないと見るや平気の平左だ。だがテグスは違う。カラスの目にどう映っているかは分からないが、不用意に触れた場合の翼のダメージについて本能的に恐れているのだと思う。
玄関先の芝生では一昨年くらいから芝生の根にいるコガネムシの幼虫を狙い、カラスが芝生を掘っくり返し始めた。なぜ、一年以上放置していたのか……
それは支柱を立てるのが億劫だったから…… 畑のオーナーの気持ちがよく分かった瞬間でした。
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