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2014/06/04(水)
1565 笑い橋
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「お暑うございます」 こんな挨拶が飛び交っている。 6月に入ったばかりなのに真夏日。このまま夏に突入となるとどんなに暑いか。
そんな恐れを押し殺すように「このまま夏はないですよね」と気休めを。
5月26日の椿台カントリークラブ。さつきコースの谷越えの4番ショートホール。 少し打ち上げ。谷が横切っているので吹き抜ける風のジャッジが非常に難しい。
谷を意識しすぎると吸い込まれるように谷底に。
ナイスショットで意気揚々と谷を跨ぐ橋を渡るのは実に気持ちがよいもの。 うつむいて渡る涙橋が多い私としては、久しぶりに胸を張って景色を眺めた気が。
何と美しいこと。谷の深みには赤いツツジ、見上げていくとコデマリの白、最上部にはフジの青紫。いつもはこんな風景を見落としていたのか、と。
フジについては殺人木などと悪しざまに書いているが、この写真のようにてっぺんに威張り散らしている。ってことは、動物の食物連鎖でいう頂点に君臨しているようでもある。きれい、美しいと言ってばかりも言っていられないかと。
かくてこの谷底には、餌食となったおびただし数のゴルフボールが…… それを覆い隠す美しい景色。いつも笑い橋を渡りたいものだと。
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