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2014/06/08(日)
1569 竹の子
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5日、山ガールから待望の竹の子が届いた。十和田産で余り出来がよくないとか。それでもすくっと伸びた姿、薄い皮に包まれた柔肌を想像するだけで涎が。
厳密にいえばネガマリダケの地下茎から伸びた若い茎の部分だ。昨日7日付の地元紙によると林野庁がまとめた山菜収穫量ではネガマリダケが27年連続で1位を維持しているそうだ。まさに山菜王国。
ネマガリダケは急傾斜に生える。滑り落ちる雪が竹の成長を歪めJカーブを描くのでこの名がある。藪にもぐり込むのでグループで入山しても、お互いの姿を確認しながらなど一から無理。お互いが工夫を。熊との遭遇の危険もあるとか。
雪深い山でじっと力を矯め、春を迎え力強く起立する。成長力が漲る山菜の王とも言うべきネマガリダケを採りたてでいただける幸せをかみしめています。
記事によると山菜食文化が首都圏で季節を感じる食材として人気を集めているのではないか、との一文があった。
当り前のように思っていた山菜。半年もの間雪に埋もれ、やっと春の息吹とともに自然の恵みを有難くいただく雪国ならではの食文化であったのかと改めて思う。
記事はビジネスチャンスが眠っていると…… 旬の食材としての素晴らしさを多く味わって欲しい半面、食文化が育まれた風土で食するのが最高かとも。
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