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2014/07/31(木)
1622 格闘技
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一度失敗し、二度目のチャレンジで洋芝の発芽を確認。スズメの餌食にならぬよう防鳥網で覆った右側の白線で囲われた一区画。
レーキの波目に沿って行列するように並んだ洋芝の幼子を網越しに眺めながら、毎日、愛おしむように水遣りを日課にしてきた。
そのうちメヒシバなんかが育ち始め、ヤバイと思いつつも、網を外して摘み取るのも面倒で、そのまま水遣りを続けたのがまずかったか……
外敵は襲ってこないし、定期的に散水されるし、ある意味植物にとってはこれ以上ない環境の中で、熾烈な生存競争というか、生死を掛けた異種格闘技が行われていたのだ。防虫網の中でのデスマッチ。いうなら金網デスマッチ。
今見える緑は、洋芝を駆逐したメヒシバと、針のような葉っぱを同心円状に持つ見かけはウニのような草。ネットで調べても芝の代表的な雑草の中には含まれていないヤツが猛威を奮っている。洋芝は跡形なくこの草どもに取って代わられた。
純粋培養が必要な洋芝。その限られた空間に忍び込んだ悪役。メヒシバは正体が分かっているので、ウニ型の草は正体不明の覆面レスラーか……
順調に緑を濃くしていると思い、次の10uにチャレンジしようと、もう一区画を荒起こししたのに(左上)…… 憎き悪役。また振り出しに戻る。
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