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2014/07/28(月)
1619 オンコ
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ここに住み始めて早17年。玄関先のオンコ、ニッコウヒバ、ドウダンツツジ、エレガンテシマは私が手植えした。総数40本ほど。今思うと体力があったな、と。
オンコは10本。隅切りの部分でJカーブを描いている。ラインから外れているのは1本だけなので行儀よく並んでいる。
植えた当時は丸いオンコ球。直径40センチほどのビーチボールか大きめのスイカ。「マエエ、ナラエ」と号令を掛けても腕を前に伸ばすスペースは十分にあった。
しかし今は隣と隣がぴったり。「マエエ、ナラエ」と号令を掛ければ列がグニャグニャ曲がり、庭からはみ出すオンコも出るほど。
手前からだんだん成長が悪い。雨どいの排水口が他よりふんだんに水を供給するからだろう。徐々にその影響が薄まって、先頭に行くにしたがっておチビちゃん。
心配なのが先頭から2番目のオンコ。水の恩恵は薄いかもしれないがなぜかこいつだけは病気がち。全体の色合いが弱々しく、スカスカで密集度もイマイチ。
10人もいれば一人ぐらい弱々しいヤツもいるかと。つい擬人化したくなる。 私が彼らに注ぐのは、かわいらしい小学生低学年に向ける眼差しか……
ん、お向いさんの3歳児やらが騒いでいる。オンコが小学生低学年な訳ないか。
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