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2015/01/29(木)
1803 ちろり
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大体月いちで行く昭和テーストたっぷりの焼き鳥屋さん。常連さんと呼ばれるにはいささか面映ゆいが、10年ほどのお付き合いなので隠れ常連とでも言おうか。
地元では大きい飲食店グループの中の格安店との位置づけか。 結構、他店との異動があるので、大将との常連関係もリセットされることもある。一から顔馴染みになるプロセスもまた楽しくもある。
前回だったか、熱燗を注文したお客さん=たぶん常連=に、「少し残っているようだから」とチロリを渡したことがあった。ここでは熱燗を飲むことが多いので「あいつだけ良い思いしやがって。えこひいきだろう」と内心穏やかでなかった。
受け升にコップが入っていて、ちろりからコップに注ぐのが流儀。コップからあふれた酒は当然、受け升に…… どんだけ受け升に入るかは、大将のさじ加減。 ちろりに酒が残る場合もあるのだから、その残った酒をちろりごと頂戴できるのは大将からの誉れでもあるのだ!?!?!?
酒飲みのいじましさを何回か書いたことがある。 昨夜、大将からちろりを任されて大喜びすると「本当にわずかですよ」と申し訳なさそう。で、覗くと0.9CC。傾ければ角に水溜りが出来るほどでしかない。
でも、酒飲みはいじましいから…… どんなにわずかでも…… 大将から常連さん認定されたり、ちろりを渡されたり、大満足でした。
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