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2015/10/12(月)
2056 空振り
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やらなきゃ、やらなきゃ、と思いつつ、やらないまま1年を過ぎて、警察にやんわりとお灸をすえられることがある。
3年ごとに更新される猟銃所持許可証ではあるが、毎年、毎年銃砲検査が警察署で行われる。銃の改造はないか、保管状況はどうか、使用実績はどうかなどが対象だ。その使用実績つくりが難儀なのだ。
以前は由利本荘市に県立射撃場があり、いつでもふらりと行ってクレー射撃ができた。しかし残弾の鉛害問題が地域住民からなされて現在は閉鎖中。
私のように猟友会にも属さず、県立射撃場オンリーの一匹狼には、行き場がなくなっちゃった訳で…… 実績つくりで、民間射場を転々とすることに……
クレー射撃人口など知れたもの。民間射場はいつでも営業しているわけではない。日曜日、営業を確認の上、本荘射撃場に車を走らせた。
今は無料の片側1車線の高速道路。一天にわかに掻き曇りとはこの事。大粒の激しい雨でワイパーを最速にしても一瞬一瞬目くらまし。大型トラックのスリップストリームに入り赤いテールランプを頼りに、恐怖すら感じて車を走らせた。
やっとの思いで着いた射場。無常にも赤旗が。人っこ一人いなくて…… また、覚悟を決め、日程を決め、射場を決めて、と。あまり寒くならないうちに。
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