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2015/10/21(水)
2064 兎跳び
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東京で軽トラを駆っていた頃の積荷は、精米したお米。30年以上も昔の話で、ファミリーレストラン、百貨店の大食堂、天ぷら屋、うなぎ屋さんなどの調理場に、糠にまみれた薄汚れた格好で「まいど!!」と配達していた。
朝の出発時は、30キロの米袋を、積載量などは無視。積めるだけ積むといった感じで、さしもの軽トラもがに股。カーブでは不安になるぐらいに大きく揺れた。 で、空荷になるとサンドバギーのような軽快なフットワークを楽しんだ。
さて、今回の積荷のキャビネットはお米の過積載に比べれば、空荷も同然。サンドバギー並みのフットワークを楽しめるんじゃないか、と。
マイカーに初めてガールフレンドを車に乗せた際、クラッチのつなぎが下手で、ガクンガクンと不正常な動きをさせた。すかさず「あっ 兎跳びだ」と言われたことが。
オートマに慣れてしまって感覚が戻らない。ギアチェンジする度に、兎跳び。車の流れにスムーズに乗れないな…… などと。
5段変速のオーバートップで走っている際、国道のでこぼこで弾んで着地すると、そこでも兎跳び。タイヤの径も、接地面も小さいので、タイヤが宙に浮いて空転するからなのだろうな、と思ったり。これは気持ちのいいものではない。
軽トラを十分堪能しました。視認性も良く、小回りは利くしいいものだな、と。
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