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2015/10/30(金)
2072 目隠し
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どんな種類の調査だったかもはや忘れたが、「入りにくい店」の筆頭に上げられるのは町の不動産屋さんだと、聞いたことがある。
学生時代の原体験もそうだった。商店街の中でも一きわくすんでいて、明り取りガラスには物件表がべたべた貼り付けられている。外からはがいるのかいないのか不明状態。勇気を出して入ったら強面のオッサンがヌーっ……
必要に駆られてなので、いろんな感情を押し殺して、ひたすら下手に……
そんな経験がありながらの開業。その強面の方が、実は大学の先輩であり、優しく、非常に面倒見が良く、若くして独立したある意味理想型でもあった訳で。
最近は、旧態依然の店も無くはないが、明るさを演出する店が多いようです。 私もそんな店にしたいものだと内装は白を基調に、奥まで見通せるように……
複合機とキャビネットを入れたら目隠しに(=写真)。私の席から入り口が見えなくなった。逆に言えばお客さんにとっては人がいるかいないか分からん状態。 これじゃ原体験の「オッサンがヌーっ、の店」じゃないか……
それは不本意だ。少なくとも頭の一部が見えるとか、人がいることを示すサインが必要だろう、と。複合機とキャビネットの位置を入れ替え、目隠しを緩和させた。 それでも「オッサンがヌーっ」状況は残り、何とかしたいのだが……
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