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2015/11/01(日)
2074 丸ごと
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「丸ごと焼いて、味噌を付けて食べてみれ。うめがら」 スーパーの長ネギの数倍もあろうかという長ネギを叔父さんが持ってきて、食べ方まで指南していった。
出自は明らかにしなかったそうだ。最小限でも店頭に並べるお化粧を施した雰囲気はない。、直売所で購入したものでもなさそう。 知り合いの農家さんからの頂き物で、アチコチ配るため駆け回っている感じ。
「焼いてみる?? 」 丸ごとの長ネギには悪い印象しかない。でも叔父さんが薦めるぐらいだから、これまでの印象を覆す別格な長ネギなのかもしれない。 十中八、九は裏切られるだろうと思いつつ……
焼き上がりがこれ。同じ日に購入した長ネギを比べると…… 案の定でした。
例えば、魚の煮つけで香味付けとして丸ごと入れた長ネギ、焼き鳥の串に交互に刺された丸ごとの長ネギ。外が筋張っていて噛み切れないところへ、中心部に近いトロトロした部分がグニューと飛び出してくる…… この感覚が許せない。
外が固くて中が柔らか。こんな食べ物は幾らでもあるが、外が噛み切れないうちに中が飛び出すとは何事だ、ということ。私のルールでは許されないのです。
でも、長ネギの香味野菜としてのダントツの横綱の地位は揺るがないが…… 丸ごとネギは柔らかで旨い部分を楽しむべきで、丸ごと齧りついた私が野蛮!?
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