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2015/02/10(火)
1815 条件付
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昨日の羽田からの秋田便は条件付フライト。降雪が激しいと羽田に戻るという。 ゴルフさぁ〜くる台湾。秋田市の旅行会社の企画で、社長さんご夫妻も一緒。 羽田でアナウンスを聞いて皆さんあまり慌てるそぶりもない。
「引き返すと欠航保険で宿泊費一人20,000円の保険金が出る」と社長。即座に「明日、もう1度千葉でラウンドだ」とうれしそうな声が出るほどゆるいというか、悠揚迫らざる方々。最年少は還暦のご婦人。平均は65歳以上か……
現地ガイド氏は戦後世代の55歳。台湾の大学で日本語を学び「乾物屋をやっていたが転職した」という経歴でインテリ。話の端々に様々な思いが滲む。
「我々世代の小中高の地理は中国(=中華人民共和国)も台湾(=中華民国)の領土と教えられた」「現在は政治・軍事では敵対しているが経済では密接」「募兵制に移行するが今は徴兵制と募兵制が併行している」などなど……
最後の見学は蒋介石の顕彰施設・中正紀念堂。1912年、中国本土で中華民国を建国した孫文の後継者。1949年に中国が誕生した後「台湾に逃げてきた」とガイド氏。「分断国家」という認識には、海を隔てる大国への正統性の自負と、対峙する緊張感が…… リアルな力関係が心に何かを落としている。
心に何のわだかまりもない男性9人、女性6人の愉快な仲間たち。 猛吹雪の出迎えを受け、予定通り無事に南国から雪国に降り立った。再見!
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