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2015/03/10(火)
1843 階段室
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我が会社が入居している建物は、ゆうに100年以上は経つ商家の1階部分。 昔、この辺は商売屋が立ち並び、商業の中心。活況を呈していた。
今はというと全体が商業的には地盤沈下。事務所の一角はというと飲食店や床屋さんなどがひっそりとビルの谷間にひっそりとたたずんでいる、という感じか。
二階家が連なり昭和、いやいやこの建物にいたっては明治のテーストが……
事務所の天井の梁の太さといったら…… これを見ると縦柱の太さが分かろうというもの。昔、親父が「戦前の建物が立派に残っているのに、戦後の建物が早く寿命を迎えている。粗製乱造のせいだ」と嘆いていたのが思い出される。
時代がそうさせた、という面がぬぐえないが、立ち止まることが出来たのではないか、と残念だ。
さて、ここは開かずの階段室。2階は天井が低く、いまの基準では採光も取れないし、住居にはチョッと、ということで“開かずの間”。階段は必然的に、季節に使うストーブや除雪具の収納に。
商売も5年目。様々な書類等も増えてきた。事務所内の収納を考えると階段室も使わざるを得ないな、と。ということでニッチ家具を置いてみたところです。 明治の建物はがっしりと応えてくれています。さすがです。
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