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2015/03/27(金)
1860 利島村
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“スーパー山”に分け入って手に入れたシドケを昨夜、また堪能した。 今度は山ガールの手摘みのアザミの天ぷらと一緒に。
いつぞやは、シドケの包装フィルムを捨てていたので、産地は不明のまま。
さて、フィルムには「JA島しょ 利島」とあった。数々の島に個別のJAがあって、合併で地名が弾き飛ばされのだな、と容易に見当がつく。日本は島国。至る所に島しょ部はあるので、南から北まで多数。それじゃ手掛かりにならない。
「宮塚山の山霧が育てた」とあり、ローカルな山の名がますます分かり難くする。
県内のJA合併時に「しんせい」「おばこ」「ふるさと」など地名が入らないJAが誕生した。農産物は産地がブランドでもあるので、それがなくなるデメリットは大きいと思っていた。今回のシドケでもそんな弊害が出たのかな、と……
スーパーの価格シールにやっと原産地が…… それには何と東京都産とあった。 利島は「としま」。伊豆七島の大島と新島の間にある七島で一番小さい。周囲8キロとか。山頂が海から突き出たような格好なので、その頂が宮塚山なのか。
伊豆七島と日本海側の秋田。食文化もまったく違うのに、シドケという山菜で縁が結ばれるとは…… 離島なので集荷や輸送リスクなど、いろんな困難があっただろうに…… ますます味わい深く頂きました。
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