|
2015/04/13(月)
1877 厄落し
|
|
|
これはいわゆる“納めダルマ”です。昨日は大町の星辻神社の宵宮。
1年間、私たちの災厄を一身にかぶってくれたダルマ(=写真)を神社に納め、願掛けと同時に、新しいダルマを購入して、災厄の盾になってもらおうと……
持ち運びに良い様にと、袋に入れてあったのを、絵柄が面白いとケータイに。 ダルマの頭には星辻神社の星の字が麗々しく…… そうか、こんな風になっていたんだ、というのも新鮮でした。
私らは両目の開いたダルマを購入する。災厄から私たちを守って貰うには両目でしっかり物事を見て頂いた方が理にかなっている訳で、選択は正しかった、と。
ダルマさんは、1年切りの損害保険の証書かな、と。購入費が保険料!? 何かが起こっても保険金は出ないので、目に見えない安心を買う、安心料か……
この1年切りの“納めダルマ”を習俗化させた人はとてつもない人だな、と。 安価なダルマを庶民に行き渡るように大量に生産できなければ、このサイクルは出来上がらない訳で…… バレンタインデーにチョコを贈る仕掛けを作ったチョコメーカーの営業戦略に匹敵するな、と。
いつの頃からなのだろう、もしかして江戸時代からなのか????? “納めダルマ”は後日“ダルマ流し”行事を行い“厄落し”をするそうです。
|
|
|
|