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2015/04/26(日)
1890 塩パン
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つい先頃、TVで塩パンの発祥の地を紹介していた。愛媛県の八幡浜のパン屋さんで、ブームの火付け役は魚市場の仲買さん達だということが意外だった。
水揚げがあれば忙しくなり体力勝負。ちょっとした合間で、腹ごしらえするのに最適だったとか。普通のパンだと水気がないと喉を通らないが、塩気があるのでこれだったらいける、と、束の間の休憩所でかぶりつく姿を映していた。
また、大汗をかくので、塩分補給にもなるのだ。手前のゴロっとしたのが塩パン。 発祥の地が、神戸や横浜など、バタ臭いところではではなく、なんとなくローカル。男臭いところで火がついたのも面白いな、などと思っていたら……
待てよ!! 八幡浜といえば森進一の港町ブルース。確か八幡浜もあった。 1番は函館、2番は宮古、釜石、気仙沼、3番以降は三崎、焼津、御前崎、高知、高松、八幡浜、別府、長崎、枕崎、鹿児島で終点。
え、一連のこの港のローカル感は半端ないな、と。ブルースの港は粋な外国航路の港ではなく、いずれも水揚げ高を誇る漁港めぐりじゃん!!! 潮風が吹く港町で生まれた塩パン。男らしいのは道理か、と。 勝手に納得したのは、塩パンには甚だ迷惑とは思うが……
単体で食べたら独特の塩味が旨い。でもベーコン、ツナ、キュウリ、レタス、トマトを挟んだら他のパンと区別がつかない。男らしく単体でかぶりつくパンなのか。
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