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2015/06/02(火)
1927 トマト
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昨日の昼食。いわゆるカップ麺でした。脇は女房手製の野菜サラダ。
麺の上にはサラダにあった中くらいのトマトの2分の1カットが二つ。 最近は温トマトに目覚め、いろんなスープの中にドボンとかやっています。
トマトが日本の食卓に上ったのはそんな古い話ではない。母親が子どもの頃、父親に柿だといって騙され一口ガブリ、あまりの酸っぱさに吹き出したとか。
歴史が浅いもんだから、一般家庭の食べ方といえばほとんど生食。スライスだったり縦にカットしたり。熱を加えるなどの調理の対象とは考えていなかったような。
焼き鳥屋や一杯飲み屋では、夏の1品として、トマトそれも“冷やしトマト”として人気メニューになるのも日本的な風景なのかな、などと思う。
生食なので、「冷やす」ということが必要。流水の傍で桶に入れた完熟トマトがプカプカ浮かぶのがTVのコマーシャルなどに定番として登場するのも同じ流れか。
“冷たい”が味の要素に欠かせないにしても、“冷たい”に拘ることもないかなと。
冷たい食感のトマト、それと温トマト。その差は大きいな、と。酸っぱさの際立ち方が違うとは思う。さらに、一番の違いは、温かいトマトのほうが口に広がる味覚を感知する器官に優しいのは明らかなような…… どうでしょうかか。
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