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2015/07/17(金)
1971 干し紐
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日常の一こまを撮ってみました。形ばかりの侵入防止のロープにプラスチックハンガーがさりげなくぶら下がって風に揺れています。
朝、何気なく会社前の広場に目をやると、非日常的な光景が…… 盗人の侵入を防ぐ、あるいは稲の収穫期に張られた綱に吊るされた鳴子に見えなくもない、一瞬そんな風にも見えた。
形ばかりと書いたのは、そこそこ上品そうなオバチャンたちもロープをくぐって最短距離を歩くので、有名無実になっているから。その淑女がロープを持ち上げてくぐろうとした瞬間、カラカラ鳴ったら面白いかも。 でも、目を凝らすとプラスチックハンガー。何でここに??? 4個も????
衣服を型崩れしないように掛ける、という機能が限定されている物が、その機能を果たすべきベストの置き場でない所にある。緊張が途切れるというか、ほのぼのとした気が抜ける光景かと。
進入防止ロープは、干し紐ではないのだぞ、と。それに洗ったばかりのTシャツやらYシャツが掛かっていたら、もっとシュールであったかも。
ここに連日停まる車は、交通整理の警備員の車。洗濯したての制服に着替えた際、取り込み忘れたのか。そんな推測も成り立つが、それにしても4本は…… ミステリーといえばミステリー。理解に苦しむ、というよりはほのぼのしています。
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