|
2015/08/20(木)
2005 実験場
|
|
|
朝、NHKの女性キャスターが言っていた。「今朝の最低気温は18℃。9月中旬の気温で、私はカーディガンを羽織ってきました」
言われるまでもなく竿燈、お盆、と節目が過ぎる度に、下り階段を何段か踏み飛ばして急激に下っていくような……
「例年こうだったっけ!? 」と思うぐらい、急激に夏らしさが失われている。 秋田の夏は暑くて短いといわれるけれど、秋田人であっても、このテンポにはびっくりするしかない。
さて、洋芝の種を撒いて水遣りに精を出したコーナーはこんな様子です。 不織布を掛けて慈しんだ洋芝コーナーは、結果、名前を知らない草に取って代わられています。初期の頃、洋芝の芽と紛らわしかった植物はとっくに消え去り、いつの頃からか稲系の草に完璧に覆い尽くされています。
芽が出て滅んで、別の目が出て滅んでと、何サイクルかは繰り返したろう。手前の四角と左上の三角。洋芝を夢見た地面は、別の穂が実って黄に色づいた。
周囲の草どもと明らかに違う。そこだけが明らかに区別できる。 全く手を加えていないので、自然の植物の遷移の実験場のような……
酷暑にもよくめげないで、などと感動しながらも、夏は終わったな、と。
|
 |
|
|